二足歩行でもらっちゃったもの
色んな反響をいただきまして、けっこうみなさんが肩コリに対して興味があったようなので
なんで肩がコルのかさら~っとまとめてみました。
まず、人間は直立二足歩行を学習したことによって自由に道具を使うことのできる両手と、道具を使うことでドンドン大きくなった脳みそを獲得しました(。・з・)
これってすごいことで、生物学的に飛躍的な進歩です。
でも、その代償として自由に使うための左右の腕をぶら下げなきゃいけないし、
さらに大きくなった脳みそのせいで重たくなった頭を支えなければいけないようになりました。
その結果として発生したのが現代も人類を悩ませ続けている肩や足腰の痛みです(╬゚◥益◤゚)
四足歩行の時は地面と水平だった背骨は、直立二足歩行へと移行するに伴って地面と垂直になりました。
これによって、それまであまり重力に対しても負担のかかることがなかった背骨には、
体重を支えるという役割が与えられるようになります(。・`ω´・。)
そして、全体重を支えるため、頸椎(首の骨)は前に湾曲、胸椎は後ろに、腰椎は前に湾曲するといった感じで、必然的にS字を描くようになりました。
これが脊髄や筋肉に大きな負担をかけ、肩こりや腰痛に繋がったのです( ̄" ̄;)
ちなみに他の動物たちには肩凝りや腰痛などはないと考えられています。
動物に聞いたことないんですが。。(うちの猫は肩凝ったとか言いません。)
でもヘルニアなどの神経症状は犬でもあるようです。
こうして考えてみると、肩凝りや腰痛は、ある意味で二足歩行を選んだ人類の宿命と言っていいのかもしれません(○`ε´○)
きれいにまとめてみましたがいかがでしょうか?
こんな感じのまともなブログも続けていこうと思います。
笹木原(ネコ飼ってます)